ROKLive Japan 2020は終了いたしました。ご参加いただきまして、ありがとうございました。
このオンラインイベントでは、産業用デジタルトランスフォーメーションを体験いただける、基調講演、セミナー(テクニカルセッション)、製品展示、ハンズオンラボを提供いたしました。なお、ご好評をいただきました野村総合研究所 主席研究員の藤野 直明様による基調講演の録画を引き続きこちらからご覧いただけます。
基調講演
講師紹介
野村総合研究所 主席研究員 藤野 直明
1986年 野村総合研究所入社。経済産業省、総務省、国土交通省他中央政府関連の政策研究、民間企業の業務改革などに長年携わる。最近は第4次産業革命、オムニチャネルリテイリング、MaaS、フィジカルインターネットなど多様な業界のDX関連プロジェクトに携わる。現在、日本経営工学会 副会長/早稲田大学大学院 情報生産システム研究科 客員教授 / 日本オペレーションズリサーチ学会フェロー / オペレーションズ·マネジメント&戦略学会理事 / ロボット革命イニシアティブ協議会インテリジェンスチーム·リーダー / 第4次産業革命エグゼクティブビジネススクール 講師 / JR東日本モビリティ変革コンソーシアム ステアリング委員会 委員 / 日本ロジスティックスシステム協会 サプライチェーン戦略スクール シニアフェロー / 総合物流施策大綱検討会議委員/日本小売業協会CIO研究会ステアリングコミティメンバー。
講演タイトル
「ニューノーマル時代のダイナミックケイパビリティ戦略とスマートファクトリの意義」
講演要旨
コロナショック後の対応として地産地消を模索する動きがあるが、全ての企業で果たして正しいのだろうか。むしろ、企業のダイナミックケイパビリティ(経営環境変化への適応のための変革力)の獲得が本質的である。一方、日本の製造業は、現場を重視するあまり、工場などの現場業務の形式知化、組織知化、システム化への投資を敬遠し、カイゼンだけで対応しようとする傾向も無いわけではなく、潜在力を最大限に発揮できていない可能性も高い。高度な現場のノウハウを組織知にし、持続可能で、スケールアウトできる変革力を、今こそ獲得するべきではないだろうか。スマートファクトリの本質は、コスト削減ではない。投資の考え方を再検討する機会をコロナは与えてくれたのではないだろうか。
講師紹介
ロックウェル オートメーション ジャパン 代表取締役社長 矢田智巳
ソフトウェア、ハードウェアの各社で営業、技術、事業部執行役員等を歴任。2020年1月よりロックウェル·オートメーション現職。カーネギーメロン大学経営学修士。
講演タイトル
「システム連携プラットフォームの活用による生産の改善」
講演要旨
組み立て型の製造業、特に受注個別機械メーカーは顧客からの柔軟な対応、短納期、新技術採用などの特性から、設計·生産·手配に変更が非常に多く事前対応が困難な特性を持つ。これに対して①変更を本質的に抑制する方法、②設計において仕様や諸元の変更に自動的に対応する方策、③システム連携プラットフォームをつかった「数珠つなぎ業務」の情報連携を提案する。
セミナー(テクニカルセッション)
展示ブース
- MES (製造実行システム)
- AR (拡張現実)を利用したアナリティクス」
- Windows 10 IoT搭載のプログラマブルコントローラ
- リニア搬送システム
- VR (仮想現実)技術を使った製造業向けのエミュレーション&シミュレーションソフトウェア
- 人工知能で製造システムの動作を予測し、リアルタイムでの意思決定を支援するエッジAI
- シンクライアント管理ソフトウェア
その他、ロックウェル·オートメーションの幅広い制御機器、デジタルトランスフォーメーションを実現するソフトウェアをバーチャルで展示しております。
ハンズオンラボ
- 「HMI(ヒューマンマシーンインターフェィス)View SEの使い方」
- 「効果的な工程改善のためのコンピューティングと機械学習の利用」
- 「プログラミングソフトウェア(Studio 5000)の使い方」
- 「モーション製品の使い方」
*ハンズオンラボ(製品トレーニング)は、9月7日~10日、14日~17日のみ実施で、会場内のハンズオンラボ登録デスクからお申し込みをお願いいたします。参加人数に限りがあるため、ご希望に添えない場合もございますことをご了承ください。