産業の脱炭素化
産業部門は、世界の温室効果ガス排出量の3分の1以上を占めています¹。政府、グローバルコンソーシアム、規制当局が産業部門にネット・ゼロ・オペレーションを求めるだけでなく、消費者も購入する企業に対してより高いサステナビリティ(持続可能性)を求めています。これを受けて、企業は環境・社会・ガバナンス(ESG)の取り組みを最優先とし、2050年またはそれ以前にネットゼロを達成するための目標設定や計画策定を進めています。
産業界のESGジャーニーを支援する
ロックウェル・オートメーションとロックウェル・オートメーションのテクノロジパートナであるダイアライト社は、安全性、コスト効率、拡張性に優れたソリューションで、産業界のネットゼロ目標達成を支援することに取り組んでいます。両社は、「Science Based Targets (科学と整合した目標設定)」に沿って自らの排出量を削減する目標を設定するだけでなく、クラス最高のエネルギー効率に優れたソリューションを提供し、お客様が同じ目標を達成できるように支援しています。
ロックウェル・オートメーションは生産現場の状況を把握したエネルギー管理を実現
ロックウェル・オートメーションは、人々の想像力とテクノロジの可能性を結びつけ、人間にとって可能なことを拡大し、世界をより生産的でサステナブル(持続可能)なものにしています。データの世界が増えるにつれ、デジタルトランスフォーメーションとサステナビリティが交わりつつあります。
サステナビリティの重要な側面は、環境の柱です。温室効果ガスの排出から水の保全に至るまで、世界をよりサステナブルにするためには、私たち全員がコミットメントする必要があります。ロックウェル・オートメーションでは、エネルギー、水、廃棄物の3つの分野を、お客様に有意義な成果をもたらす大きなチャンスと考え、重点的に取り組んできました。消費量を削減する産業用エネルギー管理ソフトウェアとサービス、自治体や水使用量の多い産業で品質、効率、セキュリティを向上させるスマート・ウォーター・アプリケーション、循環経済を実現する廃棄物管理およびリサイクルソリューションなど、サステナビリティをサポートする製品ラインナップを強化・拡充しています。
エネルギーに特化したロックウェル・オートメーションは、お客様の生産工程におけるエネルギー使用の管理、レポート作成、制御、最適化を支援するソリューションを提供しています。わかりやすいダッシュボードにより、ユーザはサイト、エリア、ライン、マシンなど、あらゆるレベルの消費量を視覚化し、改善および最適化すべき領域を特定することができます。スマートでスケーラブルなFactoryTalk® Energy Managerプラットフォームは、エネルギー管理データを生産、制御、および情報システムとシームレスに収集し、統合します。
ダイアライト社は照明技術で産業界に貢献
ダイアライト社は、50年以上にわたり、環境にやさしい水銀を使用しないLED照明技術に特化してきました。私たちは、産業界のお客様が安全性を向上させ、二酸化炭素排出量を削減し、照明への投資に対する総所有コストを節約するお手伝いをできることを誇りに思っています。当社は、2040年までにネットゼロを達成することを約束し、製造プロセスの脱炭素化に取り組んでいます。
ダイアライト社は、産業用アプリケーションのユニークなニーズに合わせてクラス最高のLED照明を設計してきた誇らしい伝統があります。当社の器具は過酷な環境条件に耐え、高所や手の届きにくい場所での高価で負担のかかるメンテナンスの必要性を減らすために、長寿命設計になっています。また、当社の長寿命製品は、従来の照明技術の最大5倍、多くのLED照明の競合他社の2倍の寿命を持ち、埋立廃棄物を削減します。当社の製品は、National Lighting Bureau (国立照明局)のTrusted Warranty (信頼保証)プログラムによって認められた、業界をリードする10年保証を誇っています。