点と点をつなげる
すべての原材料の原産地から最終製品まで、十分に固有のトレーサビリティ・ロット・コードで追跡できることを確認することは、コンプライアンスと業務効率を高めるだけでなく、消費者の信頼を高めることにもつながります。
ケズラー社のサプライチェーンデータ管理ソリューションの専門知識と、ロックウェル・オートメーションがPlexおよびFactoryTalk®ソリューションを通じて提供する最先端のスマートマニュファクチャリングが連携することにより、生産者は加工および工場データを高度化し、サプライチェーン全体と相互接続された包括的な製品系図を作成することができます。
FSMA 204の中心にあるロックウェル・オートメーション
Connected Products Platformだけでは、報告義務のあるデータをプラットフォームに供給しなければ、コンプライアンス規制を満たすのにあまり役立ちません。
そのようなデータの多くは、原材料が最終食品になるまでの過渡的な段階で生成されます。工場は主要なデータソースであり、また、原材料(上流)が集まり、完成品が出荷され、下流のサプライチェーン全体に分散する唯一の場所でもあります。
単一の工場と単一の倉庫からFSMA-204レポートを作成するのは比較的簡単な作業ですが、さまざまな工場や倉庫で複数のMESやERPシステムを使用している場合はどうでしょうか?
前述の通り、これはFSMA-204レポートをより複雑で困難なものにします。
そこで、ケズラー社とロックウェル・オートメーションのパートナシップが最も価値を提供できるのです。
ケズラー社とロックウェル・オートメーションのパートナシップ
ロックウェル・オートメーションは、産業オートメーションとデジタルトランスフォーメーションの世界的リーダであり、ケズラー社の技術により、食品加工・製造分野におけるFSMA 204トレーサビリティの包括的ソリューションを提供することができます。それだけでなく、ケズラー社はGS1 USのもと、業界パートナと協力してFSMA 204実施ガイドラインを作成したことを誇りに思っています。このガイドラインでは、Global Trade Item Numbers (GTIN: 商品識別コード)やGlobal Location Numbers (GLN: 企業・事業所の識別コード)などのGS1標準を使用して、製品や場所を唯一に識別することを推奨しています。これらの標準は、システムや組織間の相互運用性とデータ共有を強化します。
ロックウェル・オートメーションとケズラー社が提供するサービスをシームレスに統合することで、生産者は工場内部で取得した加工データと工場データを、サプライチェーン全体につながる単一ソースのクエリ製品系図に昇華させることができますケズラー社とロックウェル・オートメーションは、従来のワンアップ/ワンダウンの枠組みを超えたトレーサビリティを実現します。
ロックウェル・オートメーションは、PlexやFactoryTalkといった最先端のスマート・マニュファクチャリング・ソリューションを幅広く取り揃えており、工場や倉庫レベルで必要なデータを取り込むことができます。
最後に、ロックウェル・オートメーションは、ケズラー社のプラットフォームと他のベンダーのERPやMESなどとの接続もサポートします。ケズラー社のプラットフォームの導入は、常に非侵入型です。
FSMA 204準拠の課題を解決するソリューションについては、こちらからウェビナーにお申し込みください。