お客様へのご提案
現在、産業用オートメーションがモノのインターネット(IoT)の半分あまりを占めています。2025年までには、産業用デバイスがIoTの4分の3近くを消費することが予想されています。
著しい接続性の向上が見込まれる今後に向け、驚異的なペースで変革を進めるには、現在接続されていないデバイスを接続や製造技術に統合する必要があります。
そしてこれは、インターネットプロトコル(IP)指定が可能なデバイスの急増を意味します。
制御システムにEtherNet/IPをすでにお使いであれば、この進化から明白なメリットを得ることができるでしょう。それは、EtherNet/IPが標準的で未変更であり、インターネットやERPビジネスシステムが使用する標準プロトコルであるイーサネットIPと共存するためです。このため、プラントフロアから基幹システムにデータを渡すためにハードウェアやプログラミングソフトウェアを追加する必要もありません。
現在、標準的で未変更でないシステムをお使いの方なら、企業内でのデータのやりとりに伴う問題をよくご存知のはずです。これはルーティング可能でないため、アーキテクチャにゲートウェイやプロキシが必要です。コンポーネントを追加すれば、リアムタイムのデータフローにおいてコストの増加と待ち時間の増大が発生します。
標準ではないイーサネットの制限はさらに大きく顕著なものとなっており、これは特にセキュリティのニーズが、安全、モーション、I/O、ドライブ、インテリジェントモータ制御、プロセス、エネルギー管理といったあらゆる分野でより高まっていることが背景にあります。安全性は高まっているとお考えかもしれませんが、まったく視覚化できないものを保護することなんて可能でしょうか。
コンバージェンス(収束)は今に始まったものではありません。しかし、さらなる統合や資産の接続、コラボレーションに対するニーズがコンバージェンスを後押ししているのです。
IoTの価値を見出すことができるのであれば、EtherNet/IPの価値、そしてIPベースのネットワーク接続やモノのスマート化、ビッグデータ分析、クラウド/仮想化、モビリティ、リモートサービス、セキュリティをサポートする優れたその機能に価値を見出すことができるはずです。
詳細は、「コネクテッドエンタープライズを運用可能にする」をダウンロードしてください。
公開 2014/11/10