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ケーススタディ | デジタルトランスフォーメーション
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ダイナミックエア社はThingWorxを用いたTED-Dソリューションの提供を開始

TED-D (Technology Embedded Data Dynamic Air)は、ThingWorxプラットフォームを使用して継続的な価値を提供して、会社をデジタルトランスフォーメーションの最前線に立たせることができます。

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Side view of indusrial building that is the headquarters of Dynamic Air Conveying Systems

サンパウロ州ナザレパウリスタにあるダイナミックエア

社の日常は、イノベーションの連続です。1969年に米国で設立されたダイナミックエア社は、バルク固形物処理用の高密度相空気輸送システムにおける世界的リーダとして認知されています。世界中に15,000以上のシステムを設置し、それぞれが最高のパフォーマンスを達成するために専用に設計されています。ダイナミックエア社は、輸送、均質化、混合、計量、投薬、貯蔵、荷受/荷降ろし、乾燥のためのソリューションをさまざまな業界のお客様に提供しています

また、ダイナミックエア社は、ラテンアメリカで最大かつ最も現代的なパイロットプラントを運営していることから、製造業におけるオピニオンリーダとして認められています。このプラントは、プロセス条件のシミュレーションや工業規模でのテストに使用されています。

アプリケーション: 総合設備効率(OEE)

ダイナミックエア社の使命は、常にお客様のニーズの一歩先を行くことです。そのために、お客様の生活を向上させるための新しいソリューションに継続的に投資しています。

この最新プロジェクトは、ダイナミックエア社のゼネラルマネージャーであるパトリシア・フェルナンデス氏が主導し、オートメーションエンジニアリング部門と情報技術部門の両方がサポートしました。その目的は、お客様が総合設備効率(OEE) をリアルタイムでモニタできるようにすることです。

OEEは、品質、性能、稼働率といった異なるシステムで生成・存されたデータから計算されるため、正確でリアルタイムのOEE値を得ることは非常に困難です。OEEは、これらのデータを集計し、企業のニーズに最も適したOEE計算を行なうことによってのみ算出することができます。

リアルタイムOEEは、非常に強力な指標です。リアルタイムOEEを理解することで、問題を特定し、無駄を省き、生産性を向上させることが可能になります。

しかし、それだけではありません…

COVID-19によってビジネスのあり方が大きく変わる中、ダイナミックエア社はこのプロジェクトを、お客様との継続的なサービス関係を構築する機会とも捉えました。「私たちは、パンデミックに直面したとき、イノベーションを起こしたいと思っていました。リモートアクセスを活用することで、サービスの提供方法を柔軟に変更し、当社の品質基準を継続し、お客様の業務改善を支援できると考えました」と、フェルナンデス氏は語ります。

開始: ベンダーの選定

ダイナミックエア社のオートメーション・エンジニアリング・マネージャであるクラウディオ・フェレイラ氏は、さまざまな選択肢を検討し、製品やサプライヤの調査に2年近くを費やしたと述べています。「その結果、デジタル化の経験があり、十分なデータセキュリティを備えたソフトウェアで、市場から信頼されるブランド名を持つパートナが必要であるという結論に達しました。さらに、拡張現実(AR)や機械学習などの新技術を追加できる、将来性のあるソフトウェアが必要でした。」

ダイナミックエア社は、異種デバイス、アプリケーション、データストリームを接続し、産業用オペレーションデータに安全にアクセスできる ThingWorx IIoTプラットフォームを採用することを決定しました。

オートメーション・エンジニアリング・コーディネータであるマリアナ・オリベイラ氏は次のように述べています。「ロックウェル・オートメーションは数年前からダイナミックエアのパートナであり、常にプロジェクトにおいて多くのサポートをいただいています。ロックウェル・オートメーションは世界最大のオートメーション企業であり、デジタル化のノウハウを持ち、すべてのソフトウェアにおいてデータセキュリティを重視し、PTCとのパートナシップにより技術革新の最前線に立っています。私たちが必要とするソリューションを提供し、私たちの信頼を得ていたのです。」

ソリューション: TED-D

TED-Dは、Technology Embedded Data – Dynamic Airの頭文字をとったものです。ThingWorx IIoTプラットフォーム上に構築されたTED-Dは、PLC、エッジデバイス、サーバ、クラウドからのデータを集約してコンテキスト化することにより、オペレータやプラントマネージャが利用できる情報の量と質を向上させます。

「TED-Dは、月極め契約により、お客様との継続的なつながりとなります。ダッシュボードはリアルタイムでOEE情報を提供するので、お客様は継続的にオペレーションを改善することができます」と、フェレイラ氏は言います。

オリベイラ氏は次のように述べています。「サービス向上のために必要なデータを手に入れることができました。性能評価、動作パラメータの検証、起動時の自動データ収集、プログラムロジックへの仮想アクセスなどをリモートで実行することができます。また、アフターセールスやスペアパーツの事業者は、今後のサービスやスペアパーツのニーズを把握することができます。」

結果: インダストリ4.0の実現

お客様は気づいています。TED-Dは最近、ダイナミックエア社の空気輸送システムの受注に貢献しました。「私たちの目標は、お客様のデジタルトランスフォーメーション

の実現をサポートし、インダストリ4.0での成功を支援することです」と、フェルナンデス氏は結論付けています。私たちロックウェル・オートメーションは、彼らが素晴らしいスタートを切っていると言えるでしょう。

公開 2022年7月21日

トピック: Optimize Production デジタルトランスフォーメーション 産業用オートメーションおよび制御 Thingworx IIoT FactoryTalk InnovationSuite
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