デビッド氏の仕事は、会社全体のテクノロジ戦略と新しい革新的なソリューションの実装を管理することです。その範囲は多岐にわたります。当初、デビッドは工場内の各エリアに散らばるデータサイロを解体し、彼の言うところの「古いデータ」に対処する支援を得るためにPlex Systemsに相談しました。
デビッド・ チャップ氏はケンドリック・プラスチックス社のITマネージャであり、ケンドリック・プラスチックス社は、自動車用プラスチック内装トリムのサプライヤです。車の運転席に座って周りを見回すと見えるのが 内装トリムです。ケンドリック社はこうした部品を製造するため、射出成形から溶接、塗装、組立作業までを行ないます。
「Plexに移行する前、当社のデータの一部は24時間も前の古いものでした。外は雨が降っていて、誰かが雨が降っていると教えてくれるまで24時間待たなければならないことを想像してみてください。傘もさささずに外を歩くことになります…データの可視性は非常に重要です。」
デビッド氏の目標は、会社が費やしている管理可能費を削減することでした。デビッド氏は特にスクラップを削減することを目指していました。彼は、機器の機能やプロセスのわずかな変化でも、製品をスクラップにする必要が生じる品質問題を引き起こす可能性があることを知っていました。デビッド氏は、Plexシステムを使用することで、機器とプロセスのパフォーマンスをリアルタイムで把握し、品質に影響を与える可能性のある問題をチームが迅速に特定して修正できるようにしたいと考えました。
ケンドリック・プラスチックス社は、生産をほとんど中断することなく、約7か月でPlex製造実行システムを実装し、その上にアプリケーション層を構築して自社のビジネスニーズを満たすことができました。その結果は素晴らしいものでした。デビッド氏は次のように述べます。
「データにアクセスし、実際に何が起こっているかを可視化するだけで、大幅なスクラップの削減が可能になりました」
ケンドリック・プラスチックス社が達成した成果はこれだけではありません。データを活用してビジネスのやり方を改善しようとしている他の企業へのアドバイスなど、デビッド氏の詳しい話を動画でご覧ください。ケンドリック・プラスチックス社が行なっている素晴らしい取り組みについては、こちらからご覧ください。
公開 2022/10/02