リバティー・オイルフィールド・サービシズ社の米国メンテナンスマネージャであるジャック・フェザリンギル氏は、2017年にグーグルで“maintenance software” (メンテナンスソフトウェア)を検索し、求めていた答えを知りました。それは、彼が関係を断ち切ったCMMS (コンピュータ化された保守管理システム)とは完全に異なるものでした。彼のチームが使用した最初のCMMSは、当時すでに時代遅れになっていた紙とペンを使った作業指示システムからの移行を可能にしました、このシステムもまた他の多くの問題をもたらしました。
ジャック氏は次のように説明します。「CMMSはメカニックや工場作業向きにはできていませんでした。「そのシステムはパーツのコストは細かく追跡できましたが、私たちが知る必要がある一部始終については何も教えてくれませんでした。お客様が記録を欲しがっても、私たちは「ええと、そのユニットのフィルタ4個が請求になります」ということ以外は何も伝えることができませんでした。それは、実際に起きたことのごく一部にすぎません。そのシステムには故障分析もなく、前後の情報もなく、メカニックに適用される保険もありませんでした。さらに悪いことに、そのシステムはほとんど使いものになりませんでした。そのシステムには故障分析もなく、前後の情報もなく、メカニックに適用される保険もありませんでした。」
さらに悪いことに、そのシステムはほとんど使いものになりませんでした。「何を操作するにも多くのクリックが必要でした。カチカチカチカチと、そのことばかりに追われました。メカニックはいつ何の役に立つかも分からない情報を多くの時間をかけて入力することはできません。」
パーツマネージャのジョー・ネザーランド氏は、さらに付け加えて、CMMSに関する評価を求められたのが、きっかけとなる出来事だったと言います。「明らかに、私は本当のことを言っているのに、彼らはその評価があまり気に入りませんでした。私がその評価を提出した時、彼らは私がそれを撤回しなければ今後一切サポートを行なわないと言いました。」
直感的で有効なCMMSを求めて
ジャック氏は、過去に不愉快なCMMSの体験があり、他のもっと自分で納得した使いやすいものを使用しようと決心しました。ジャック氏は次のように述べています。「いろいろなシステムを評価するだけで、おそらく3~4週間くらい費やしました。」
「私は何はともあれ使いやすいものを選ぶべきだということがすぐに分かりました。それがそれまでに使ったCMMSに欠けていたものだったからです。もう1つの重要な点は、見つからないすべての情報を見つけることができるシステムを探すことでした。それさえあれば、書類整理棚の前に座って何が起きているかを理解するために何百もの手書きの書類に目を通す必要はありません。」
最初からFiix®が最有力候補として際立っていました。その理由は、ジャック氏は直ちにこのツールのデモを実行することができたからです。「他のすべての会社は、私に多くの情報入力を求め、私が1度か2度それに応じると、すぐに電話が鳴りやまない状態になりました。私はその点でFiixを評価します。実際に私は誰かに相談することを決める前に、時間をかけてシステムをあれこれ触って、それが気に入るかどうかを確かめることができました。」
幅広いFiix CMMSの賛同を得る
自分自身でシステムをテストしたことで、ジャック氏はFiixが使いやすく、データ中心型のCMMSソリューションを提供できることを確認できましたが、いよいよこのソフトウェアを彼のチームに紹介する段になりました。「私はそれをグループの決定にしたいと思いました。私の部下の技術者や保守マネージャ、パーツ部門など、これらの人々は皆、このシステムを一日中使用することになるため、それが彼らにとって役に立つかどうかを決定する機会を全員に与えたいと思いました。」
最終的に、これは無理な提案ではありませんでした。「ここにたどり着くまでに私たちは非常に多くの混乱を経験しました。誰もがこれによって業務が改善されることが分かりました。」
いったんグループコンセンサスができると、彼らはシステムの実装に取りかかりました。ジャック氏が説明しているように、必要とする多くの機能が「箱から出してすぐに」使える状態で出荷されますが、Fiixではいくつかのカスタマイズ機能も利用できることが同氏は気に入っています。これらのカスタマイズ機能には、カスタムウィジェットやカスタマイズされたワークフロー、ステータスの変更などが含まれ、こうした機能は彼らの使用状況にかなっています。
即座の効果と拡張能力
ジャック氏は、以前に使用したCMMSに比べて、劇的な改善を期待していましたが、Fiixが彼が必要とする知見をあまりにも速く提供したことに衝撃を受けました。「私たちはどこにギャップがあるのかがすぐに分かりました」と、ジャック氏はFiixに言いました。現在、それらの知見は同氏の日常業務の一部になっています。ジャック氏は次のように述べています。「ダッシュボードは、私の世界のナンバーワンです。私は各地区で何が起きているか、全社的に何が起きているかを素早く確認できることが非常に気に入っています。」
即座のメリットは、パーツや消耗品にも広がりました。ジョー・ネザーランド氏が説明するように、Fiixの前には、所在不明の在庫が大量にあり、説明することができない四半期の大きな支出となっていました。Fiixはこの問題に直ちにソリューションを提供し、使用されたすべてのパーツは文書に記録されるようになりました。ジョー氏は次のように述べています。「現在、これらの四半期の在庫には何の問題も発生していません。当社のCFO (最高財務責任者)は、在庫にかかるコストは非常に小さくなり、何も心配はありませんと言っています。」
リバティー・オイルフィールド・サービシズ社のチームは急速な成長を続け、すべての地区で現在400名以上の従業員がFiixを使用していますが、誰もこのソリューションを卒業したいとは思っていません。ジャック氏は次のように述べています。「このシステムが導入されて、大きな安心感が得られました。私たちが前に使用していたものより110%も優れています。そして、私たちはついに正しい方向に向かっていると知ることは素晴らしいことです。」パーツと消耗品について、ジョー氏もまったく同じ感想を述べています。「Fiixを使用すると、まるでボタンを押すだけのように感じます。私の周りの人々はそこが気に入っています。」