1989年に設立されたTECエンジニアリング社は、プラスチックおよび包装業界向けの自動バルク・ハンドリング・ソリューションをリードする企業です。メキシコを拠点とする同社は、世界中の700以上のお客様の施設に装置を設置しています。
- マテリアルハンドリングの合理化
- 床面積、設備、生産ラインをより効率的に利用
- 手作業の削減
- 自動多重化マテリアル・ハンドリング・ソリューション
- CompactLogix™ 5380プログラマブルコントローラ
- PowerFlex® 525 ACドライブ
- Studio 5000 Logix Designer®アプリケーション
- ライン効率と精度の向上
- 設備の必要性とコストの削減
- 設置時間の短縮
- 80%の省力化
- 推定18カ月のROI
マウラ・ミナルディ氏は、プラスチックおよび包装業界向けの自動バルク・ハンドリング・ソリューションをリードするTECエンジニアリング社のCEOです。1989年に設立されたTEC社は、世界中の700以上のお客様の施設に装置を設置しています。メキシコを拠点とする同社は、ロックウェル・オートメーションのPartnerNetwork™プログラムのゴールド・レベル・メンバーです。
ミナルディ氏は次のように述べています。「当社は、革新的で高度に自動化されたソリューションにより、お客様のスループットと効率を高めることに注力しています。これには、新しい多重化アプリケーションが含まれます。このアプリケーションは、お客様が材料搬送に単一のマスタ搬送ラインを使用できるようにすることで、材料搬送を最適化します。」
課題
コスト削減と同時にマテリアルハンドリングの工程を改善
従来、材料は倉庫から専用の搬送ラインに運ばれ、そこから生産ラインに供給されます。平均的な施設には複数の生産ラインがあるため、各ラインに別々に「供給」しなければなりません。
「当社のお客様は、プロセスを合理化するだけでなく、フォークリフトによる移動や人手による作業を削減するソリューションに関心を寄せていました」と、ミナルディ氏は説明します。
ソリューション
材料搬送の再考
TEC社の多重化ソリューションは、従来のコンベアとは異なり、1つの幹線コンベアだけで複数の生産ラインに材料を搬送します。
「TECの多重化ソリューションは、さまざまなフォーマット、製品、生産ラインを持つ大規模な包装やプラスチック製造のお客様に最適です」と、ミナルディ氏は語りました。
多重化ソリューションには、CompactLogix™ 5380プログラマブルコントローラ、PowerFlex® 525 ACドライブ、およびStudio 5000 Logix Designer®アプリケーションなど、複数のロックウェル・オートメーションの製品が使用されています。
ミナルディ氏は次のように説明します。「ロックウェル・オートメーションは、当社の多重化に関するすべての研究と製品開発に携わってきました。ロックウェル・オートメーションの技術はユーザフレンドリで、システムの接続性と通信を促進し、ライン拡張のためのスケーラビリティを提供します。」
結果
労力とオペレーションの節約、ラインの効率化
マスタコンベアが1台で済むため、TEC社の多重化オペレーションは必要となる設備と床面積を削減します。
ミナルディ氏は次のように述べています。「つまり、設置時間の短縮と運転・保守コストの削減を意味します。このシステムはまた、各ラインに必要な材料の量を決定する自動通知により、ライン効率を改善し、ダウンタイムを低減できます。」
TEC社の多重化ソリューションを導入後、ステージング、生産、フォークリフト作業の労働力を80%も削減できたと、多国籍の大手包装企業数社が報告しています。TEC社の試算によると、1施設当たり年間約50万ドルの節約になり、多重化ソリューションの平均投資回収期間は18カ月です。
公開 2024/02/05