デジタル時代の進展により、翌日の新聞に掲載する記事を印刷するためにジャーナリストのすぐ側に印刷プレスがなくてはならないという時代は終わりました。
新しい技術に投資し、より幅広いエリアへのサービス提供に向けてプリントセンターを統合することは、現在のビジネスの観点からすると非常に賢明な選択といえます。
ニューサウスウェールズ州タムワースにあるフェアファックス社の最初の印刷プレスが設置されたのは1997年のことです。オーストラリア各所の中古機器から組み立てられたこのプレスは、およそ25~30年の使用年数が経過していました。
再編の結果、また各地域にある多数の印刷プレスを統合する必要があったことから、タムワースに新設施設が新たに建設され、ウォガやノウラ、ウォーナンブールなどの地方にある既存の機器はこの施設に移設されました。
施設での健康と安全を重視したフェアファックス社は、ゴス・インターナショナル社とロックウェル・オートメーションを交えてリスクアセスメントを実施しました。
リスクアセスメントから得た結果に基づき、革新的な安全ソリューションが同施設で導入され、その結果、制御と安全を統合した最新技術に基づく、輝かしい安全記録を達成しました。