ヴァン・クラヴェレン氏は次のように述べています。「複雑な要件を満たすには、ロックウェル・オートメーションのテクノロジを使用すれば、最高のプロセス制御ソリューションを実現できることが分かっていました。パット氏はすでにロックウェル・オートメーションの製品に精通していただけでなく、ロックウェル・オートメーションは現場でのサポートにアクセスしやすく、農家を支援する田舎町で時間を過ごす企業にとって重要な利点があります。」
新しいテクノロジで性能向上を実現
VK Logic社は、ロックウェル・オートメーションのCompactLogix™セーフティプロセッサ、イーサネット上のPowerFlex 525ドライブ、PanelView™、PowerFlex 750ドライブを使用した新しい移動式種子選別機を設計しました。
ヴァン・クラヴェレン氏は次のように述べています。「ロックウェル・オートメーションは、私たちが製造する新型トラックを補完する最高の製品とソリューションを持っており、そのサービスは貴重な付加価値です。」
新しい移動式種子選別機のユニークな設計には、以下のような、これまでの設計を革新するさまざまな進歩が見られました。
- 3.6mの伸縮機能を持つコンベアベルトにより、Klean A Seedは処理済みの種子をお客様のサイロに直接搬送することができます。さらに、コンベアを調整することで、トラックの位置を調整することなく、手の届く範囲にある別のサイロに種子を入れることができます。
- ジェネレータをスライド式にすることで、アクセスやメンテナンスが容易になりました。
- ロックウェル・オートメーションのPLCで制御される鉱石電気モータにより、機械の制御がより容易になりました。
- 穀物処理用のフラットベッド型スクリーンとロータリスクリーン
ロックウェル・オートメーションのNSWアカウント・マネージャであるマシュー・テイラーは次のように述べています。「VK Logic社は、ロックウェル・オートメーションのシステムインテグレータのシルバーパートナとして、お客様のニーズに耳を傾け、最も効率的でユーザフレンドリなソリューションを開発し、毎年価値を提供し続けるという素晴らしい仕事をしてくれました。」
容量と稼働率の向上
新型トラックの稼働により、カミンズ社は、生産能力、使いやすさ、メンテナンスの面で幅広いメリットを実感しています。
「このプロジェクトの大きな目的の1つは、生産能力を上げることでした。当初から毎時32トンを指名していましたが、トラックが完全に完成した今、毎時36トンを楽に達成できるようになりました」と、ヴァン・クラヴェレン氏は付け加えました。
新型トラックの設計では、メンテナンスも大きな考慮の対象となりました。汚染を避け、お客様に品質保証を提供するために、Klean A Seedは対象となるお客様が変わるたび機械全体を洗浄する必要があります。
VK Logic社は、機械が傾くようにトラックを設計したため、洗浄のためのアクセスが非常に容易になり、ダウンタイムが短縮されました。「30分かかる清掃作業が、1回当たり5、6分に短縮されたと推定しています。パット氏がどれだけのお客様にサービスを提供しているかを考えると、この時間短縮は本当に大きな意味を持ちます」と、ヴァン・クラヴェレン氏は語ります。
「このソリューションと、それがKlean A Seedにもたらす継続的な利益を誇りに 思っています。ロックウェル・オートメーションは、私たちのお客様に堅牢なソリューションを推奨するための技術的特長、柔軟性、サービスを提供してくれました」と、彼は結論付けました。