低炭素で倫理的に調達されたバッテリ材料の加工会社であるエレクトラ・バッテリ・マテリアルズ社は、カナダ・オンタリオ州の精製工場を拡張し、北米初の総合電気自動車(EV)バッテリ・マテリアルズ・パークを開発しています。新しいリサイクル工場は、コバルト、ニッケル、マンガンの精製、ブラックマスおよびスクラップバッテリのリサイクル、前駆体正極活物質(pCAM)の製造などを行なう予定です。
ロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)の産業用オートメーションサービスとテクノロジを活用し、サステナビリティ(持続可能性)と安全が最優先される鉱業・金属産業において不可欠なデータとレポートを提供することで、オペレーションを構築していきます。
エレクトラ・バッテリ・マテリアルズ社のサステナビリティおよび低炭素担当バイスプレジデントであるレナータ・カルドーソ氏は次のように述べています。「私たちは、サプライヤからお客様まで、製品を最初から最後まで追跡することができるようになります。これらのデータによって、私たちは理解し、改善し、社会に進歩を提供することができるようになります。」
カルドーソ氏は「自動化は、パフォーマンスを追跡し、結果を出すための鍵です」と、付け加えました。
現在、試験段階であるエレクトラ社は、今年後半に商業運転を開始する予定です。追加の精製と生産は、2024年と2025年に段階的に開始される予定です。
エレクトラ社とロックウェル・オートメーションが協力して、電気自動車業界にサステナブル(持続可能)で追跡可能な原材料を提供する方法については、ビデオをご覧ください。
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約28,000名のサポート要員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。
公開 2023/05/04