産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダであるロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)は、機械メーカが機械を差別化し、幅広いアプリケーションニーズに対応できるグラフィックターミナルの新ラインアップを発表しました。Allen-Bradley®のOptixPanelは、FactoryTalk Optixソフトウェアとも互換性があり、可視化と最大限の接続性を提供します。
新しいOptixPanelグラフィックターミナルには、いくつかの設計オプションがあります。これらのオプションにより、機械メーカは、コスト、パフォーマンス、外観と操作性などの要素に基づいて自由にカスタマイズできるようになります。主な設計オプションは以下の通りです。
- コンパクトモデルは、特定のアプリケーションを容易にする、より小さな物理的なサイズで利用可能です。
- 標準モデルは、画面サイズが大きく、2つのネットワークで独立して動作します。
- IP69K定格オプションを含むステンレススチール製モデルは、洗浄が必要なユーザのニーズに対応します。
ロックウェル・オートメーションのプロダクトマネージャであるフィリッポ・トゾーニは次のように述べています。「OptixPanelグラフィックターミナルは、機械メーカにとって素晴らしい選択肢を提供します。密閉型のHMI装置でPCのような操作性を提供し、オペレーティングシステムにアクセスできないため、ウイルス対策ソフトウェアも必要ありません。これらのグラフィックターミナルは、幅広いアプリケーションに対応できます。また、FactoryTalk Optixソフトウェアと組み合わせることで、ローカル・デスクトップ・エディタで独立してアプリケーションを開発したり、Webブラウザを介してクラウドベースのFactoryTalk® Optix Studio™で共同開発したりできる柔軟性が加わります。」
OptixPanelグラフィックターミナルの画面サイズは4インチから21.5インチまで、4:3またはワイドスクリーンの比率で利用できます。ベゼルオプションには、ステンレススチール、基本的なアルミニウム、アルミニウム・トゥルー・フラット、アルミニウムとガラスのP-CAPがあります。さらに、静電容量式マルチタッチ・スクリーン・テクノロジは、スワイプやピンチなどのジェスチャーをサポートし、より直感的なユーザ体験を提供します。
OptixPanelグラフィックターミナルでFactoryTalk Optixソフトウェアを使用すると、OPC UAやMQTTなどの通信規格を活用してプロセスデータにクラウドベースでアクセスできます。内蔵ドライバは、あらゆるタイプのコントローラへの接続をサポートします。SaaS対応のワークフローは、変更追跡とバージョニングによって、誰がいつ何を変更したかを自動的に追跡し、チームがいつでもどこからでもコラボレーションできるようにします。
OptixPanelグラフィックターミナルは、2020年にロックウェル・オートメーションが買収したデジタルオートメーション技術のリーディングプロバイダであるASEM™の専門知識と技術を活用しています。
OptixPanelグラフィックターミナルについては、こちらをご覧ください。
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約28,000名のサポート要員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。
公開 2023/07/10