協業により、オートメーションのお客様が未来の工場を創造できるようになる
産業オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダであるロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)は、次世代の産業用アーキテクチャを加速させるためにNVIDIA (エヌビディア)社と協力すると発表しました。
製造業は15兆ドル規模のグローバル産業であり、清潔な水から食料、救命薬や治療法、サステナブル(持続可能)なエネルギー、モビリティなど、人類が生存し繁栄するために必要なあらゆるものに関係しています。ロックウェル・オートメーションは、未来の工場を創造し、オートメーションのお客様が産業プロセスをデジタル化しやすくすることで、この業界を進化させることを計画しています。未来の工場は、マシンビジョンによるセンシング能力の強化、制御システムにおける加速された計算能力、学習エージェントを装備した高度なシミュレーション、自律移動ロボット(AMR)の広範な採用、および現場のオペレータの情報検索を強化するための生成AI (GenAI)体験によって特長づけられます。
ロックウェル・オートメーションの人工知能およびオートノミー担当副社長であるジョーダン・レイノルズは、次のように述べています。「NVIDIA社との協業は、産業用オペレーションの未来を加速し、クラウドから工場現場まで、当社のソフトウェア、ハードウェア、およびサービスのポートフォリオ全体で価値を創造するのに役立つ態勢を整えています。」
ロックウェル・オートメーションは、NVIDIA Omniverse Cloudアプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)をEmulate3D by Rockwell Automationとさらに統合し、生産システムの工業規模のデジタルツインを設計、構築、運用するためのデータ相互運用性、ライブコラボレーション、物理ベースの可視化をユーザに提供します。
NVIDIA社のOmniverse and Simulation Technology担当副社長であるレブ・レバレディアン氏は、次のように述べています。「大規模なデジタルツインの作成、シミュレーション、運用に必要な高速コンピューティングに対する需要は高まっています。ロックウェル・オートメーションは、NVIDIA Omniverse Cloud APIを同社のEmulate3Dデジタル・ツイン・アプリケーションに統合することで、オペレーションやシミュレーションを含む工場分析を、これまで以上に簡単かつ予測的に行なえるようにします。
労働力不足と効率化の必要性により、製造業と物流におけるインテリジェントオートメーションとロボティクスへの大きな需要が高まっています。エッジAI用のNVIDIAロボティクスプラットフォーム上で開発することで、ロックウェル・オートメーションは、最近のOTTO Motorsの買収を通じて、AMRとプロセス・オートメーション・アプリケーションを産業界のお客様に提供する手助けをしています。
ロックウェル・オートメーションの最近の調査によると、AIは製造業が最大のビジネス成果をもたらすと考える機能のトップにランクされています。実際、製造メーカの83%が2024年の業務でGenAIを使用することを期待しています。この協業の一環として、NVIDIA社は現在、ロックウェル・オートメーションのPartnerNetwork™の公式メンバーであり、ロックウェル・オートできます。メーションのお客様はNVIDIAアプリケーションを使用して、業務をよりレジリエント(回復力のある)、アジャイル(俊敏)かつサステナブルなものにすることが
ロックウェル・オートメーションの技術は、2024年3月18日から21日までカリフォルニア州サンノゼで開催される世界的なAI会議「NVIDIA GTC」において、NVIDIA社およびマイクロソフト社とのコラボレーションで展示されます。
出典: Rockwell Automation, Inc.