産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダであるロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)は、産業部門がデータ駆動型テクノロジと洞察を活用してエネルギー転換を加速させる方法について考察したレポート「Five Key Operational Pathways to Accelerate Industrial Decarbonization (産業界の脱炭素化を加速させる5つの主要な運用経路)」を発表しました。
ビジネスリーダは、利益に悪影響を与えることなく、収益性と将来の目的を両立させる方法で脱炭素プロセスを構想し、実現するという大きな課題に直面しています。つまり、エネルギー効率の向上、重要資源の思慮深い利用、革新的な製品やプロセスの再設計は、もはやオプションではなく、ESGコンプライアンスや新たなビジネスモデルの公平な設計を確保するために不可欠なミッションなのです。
ロックウェル・オートメーションのプロセス産業戦略&マーケティングマネージャであるステフェン・ゼンドラーは次のように述べています。「脱炭素化は革新と最適化の物語です。私たちのお客様は、明日のエネルギー転換に投資するために、今日利益を得る必要のある設備ベースを持っています。プロセス効率は、これらの相反する野心のバランスをとるための鍵です。」
本レポートでは、事業活動による生態系への影響を削減し、増大する需要に対応するために生産量を増やしながら、競争力を維持するために利益率を維持するという緊急の必要性を組み合わせた5つの道筋を紹介しています。この収束ゾーンは、業務効率と収益性の向上がサステナビリティ(持続可能性)の指標と交差するところであり、脱炭素化のための効果的な戦略を提供します。このゾーンに含まれる5つの経路は、エネルギー効率、資産寿命の延長、資源の最適化、重要事故への迅速な対応、遠隔地や機密性の高い場所での人員削減です。
ロックウェル・オートメーションのEMEAプロセス産業マネージャで戦略的アカウント担当のエマニュエル・ギルハモンは次のように述べています。「炭素排出量を削減するためには、いくつかの要素をバランスさせる必要がありますが、ビジネスを運営する必要もあります。適切な情報を得ることで、サステナブルな成果を上げるための適切な意思決定が可能になります。」
本レポートでは、エネルギー効率、資産の電化、低炭素燃料・原料・エネルギー源(LCFFES)、炭素回収・利用・貯蔵(CCUS)などのトピックを取り上げています。
産業界の脱炭素化を加速させる5つの主要な事業経路については、こちらから産業界の脱炭素化レポートをダウンロードしてください。
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約28,000名のサポート要員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。
公開 2023/07/31