産業オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダであるロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)は、当社のオートメーションおよびモータ・コントロール・センタ(MCC)テクノロジが、エジプトのAbu Zaabal Fertilizer Chemical co (AZFC)での大規模な最新化プログラムにおいて非常に重要な役割を担うことになると発表しました。
このプラントの更新は、ロックウェル・オートメーションが2022年に買収したCUBICによる海外での成功事例となります。
このブラウンフィールド施設では硫酸が生産されており、その98%がリン酸肥料向けです。かつてエジプト政府が所有していたこの企業は、民間投資によって事業の最新化を図っています。最新化オートメーションソリューションや低圧MCCテクノロジのすべてが、CUBICエンクロージャの87のモジュール、16M2、および25のベイにより提供されます。
ロックウェル・オートメーションの中東、トルコ、およびアフリカ地域担当バイスプレジデントであるセバスチャン・グラウは、次のように述べています。「このAZFCプログラムは、ロックウェル・オートメーションのPartnerNetwork™に参加する現地の認定代理店であるKMT For Industrial Services社がサポートしていました。KMTのチームは優れた戦略を策定し、他のベンダーの製品よりも優位なCUBICソリューションの付加価値を効果的に実現しました。プラントの敷地面積が限られているため、このシステムの特長である柔軟性に優れたモジュール方式も採用の大きな決め手となりました。」
KMTのセールス&マーケティング部長であるモアタズ・モハメド氏も次のように述べています。「当社はCUBICチームのフルサポートを受けながら、AZFCのエンジニアリングチームと非常に緊密に協働しています。必要な人材とテクノロジが結集したことで、MENA地域における完全なオートメーションおよび電気に関するソリューション提供のための重要な事業戦略を実行してきました。CUBICの設計、ソフトウェア、およびエンジニアリングサポートと、ロックウェル・オートメーションの傘下という立場が、当社の強みの1つとなりました。」
本プロジェクトは詳細設計の最終受け入れを終了し、現在は納品フェーズに入っています。
KMT For Industrial Servicesについて
KMTは、オートメーション、産業用制御、配電用の電気製品および機器の供給と設置を専門とするMENA地域の大手企業であり、産業、インフラ、エネルギーを含むほぼすべてのマーケットセグメントを対象としています。
KMTは創業以来25年以上にわたり、特定の地方や地域から世界の各地に至るまで、技術、販売、および管理に関する確かな経験を培ってきました。2014年にはカイロのZahraa Al-Maadiの傘下となり、エンジニアリング、契約、および販売活動が強化されました。