このコラボレーションにより、ロボットアプリケーションを設計、展開、および管理するための、より簡単で、よりスマートで、より生産的な方法をお客様に提供できるようになります。
産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーであるロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)と、産業オートメーションおよびロボットメーカのグローバルリーダーであるComau社は、本日、統合されたロボット制御ソリューションを通じて製造効率を最大化するための重要なツールを世界中の企業に提供するために力を合わせていることを発表しました。
このプレスリリースはマルチメディアが含まれています。完全なリリースは以下のサイトからご覧ください。
https://www.businesswire.com/news/home/20210420005326/en/
ロックウェル・オートメーションの会長兼CEO (最高経営責任者)であるブレイク・モレットは次のように述べています。「産業企業は、プロセスの最適化と俊敏性のために、ロボット工学を業務に統合する効率的な方法を探しています。ロックウェル・オートメーションとComau社のコラボレーションにより、プログラミングとライフサイクル管理が簡素化され、お客様の価値実現までの時間が短縮されます。」
モレットによると、このロボットアプリケーションの拡大は、産業企業が統合ロボット制御で時間を節約し、パフォーマンスを向上させ、最終的にビジネスに長期的な価値を提供するのに役立つ、ロックウェル・オートメーションのより広範な戦略に根ざしています。このパートナシップは、両社のお客様に統合ロボット制御製品を提供する共同開発および販売モデルです。
Comau社のCEOであるパオロ・カーマッシ氏は次のように述べています。「Comauのロボット工学と産業オートメーションの専門知識、および高性能、信頼性、品質に対する評判と、ロックウェル・オートメーションのグローバルな機能と自動マテリアルハンドリング、食品および飲料、家庭およびパーソナルケア、ライフサイエンスにおける経験を組み合わせることで、お客様に統合ロボットソリューションのさらなる価値をお届けできるようになります。Comauは、すべての業界で市場をリードするグローバルな立場を持つこのような重要なパートナと協力することを熱望しています。」
エンジニアは、ロックウェル・オートメーションのLogixベースのコントローラを介して直接制御されるComau社のロボットアームを含め、マシン全体を1つの環境でプログラムできるようになります。ロックウェル・オートメーションのStudio 5000®オートメーションシステム設計ソフトウェアは、従来は別々の機械制御システムとロボットシステムを調整して、2つの異なるソフトウェアツールを使用して連携するために必要だった時間のかかる困難な作業から人々を解放します。
機械メーカ、システムインテグレータなどは、ロックウェル・オートメーションのEmulate3Dデジタル・ツイン・ソフトウェアなどのデジタル・エンジニアリング・ツールを使用することで開発と導入の効率を高めることができます。デジタル・エンジニアリング・ツールは、生産ラインのデジタルモデルを作成し、マシン制御コードを自動生成し、Comau社のロボット用の機能が組み込まれています。
ロックウェル・オートメーションとComau社を組み合わせたソリューションは、統合の強化を超えたメリットも提供します。例えば、エンドユーザは、分析ツールとデジタル・ツイン・ツールを使用して、マシンのパフォーマンスと潜在的な生産の最適化についてより深い洞察を得ることができます。また、安全およびセキュリティソリューションを使用して、ビジネスリスクを軽減することもできます。
ロックウェル・オートメーションのFactoryTalk®ソフトウェアスイートを使用する製造現場のオペレータは、単一のインターフェイスでラインとロボットの両方の制御システムを見ることができるというメリットがあります。プラント内にいる技術者も離れた場所にいる技術者も、両方のシステムをモニタするために1つのアーキテクチャしか学習および保持する必要がなくなります。また、ロックウェル・オートメーションの拡張現実(AR)ツールを活用して、ライフサイクルとサービスサイクルのメンテナンスを改善することもできます。
認定システムインテグレータであるアウトマチオーネ・インダストリアリ・カピタニオ(AIC)社は、金属業界向けのオートメーションシステムを設計、製造、および立上げており、共同ソリューションのアーリーアダプタ(初期採用者)です。AICのマネージングディレクタであるマルコ・カピタニオ氏は、ロックウェル・オートメーションとComau社のコラボレーションにより、同社はお客様にシームレスなロボットソリューションを提供できるようになり、これが機械メーカにとって重要な利点であると考えています。
「私たちは、シンプルで柔軟なプログラミング環境、ロボットのモニタと診断パラメータへの完全なアクセス、および既存のオートメーションパネルと標準の制御デバイスを活用する機能を高く評価しています」と、カピタニオ氏は語っています。
ロボット工学の統合の鍵となるロックウェル・オートメーションの製品とテクノロジには、次のものがあります。
- Allen-BradleyのControlLogix®制御システム
- Kinetix® 5700サーボ・ドライブ・プラットフォーム
- Studio 5000®オートメーションシステム設計ソフトウェア
- FactoryTalk® Viewヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)ソフトウェア
- FactoryTalk® InnovationSuite™, powered by PTCデジタル・トランスフォーメーション・ソフトウェア・スイート
- Emulate3D™デジタル・ツイン・ソフトウェア
- リモートコラボレーションと情報キャプチャのためのPTC Vuforia ARツール
Comau社の包括的なロボット製品群は、ほんの数例を挙げると、自動車から物流、食品および飲料、包装まで、さまざまな業界のニーズを満たしています。これには、3〜650KGの耐荷重を備えた40を超えるさまざまな産業用ロボットアームが含まれています。
ソースバージョンはこちらからご覧ください。businesswire.com:
https://www.businesswire.com/news/home/20210420005326/en/
公開 2021/04/20
Comauについて
StellantisのメンバーであるComauは、高度な産業用オートメーション製品およびシステムを提供するグローバルリーダーです。Comauは、45年以上の経験とすべての主要な工業国での強力なプレゼンスにより、ほぼすべての業界のあらゆる規模のメーカが、より高い品質、生産性の向上、市場投入までの時間の短縮、および総コストの削減を実現できるよう支援しています。イタリアのトリノに本社を置くComauは、7カ所のイノベーションセンター、5カ所ののデジタルハブ、14カ国にまたがる8つの製造工場の国際ネットワークを持ち、9,000人以上を雇用しています。詳細は、以下のサイトをご覧ください。www.comau.com
ロックウェル・オートメーションについて
ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約23,500名の従業員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。https://www.rockwellautomation.com