産業オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダであるロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、カリフォルニア州サンタクララを拠点とし、産業用ワイヤレスおよびバッテリレスの状態モニタソリューションのリーダであるエバーアクティブ社との提携を発表しました。
エバーアクティブ社のソリューションは、ロックウェル・オートメーションのDynamix製品ラインを補完するもので、回転機器資産から実用的な洞察を得ようとするロックウェル・オートメーションのお客様にとって理想的であり、その過程でバッテリを交換しなければならないことによる中断の心配がなくなります。統合システムは、資産モニタ、状態ベースのモニタ、予知保全プログラムのためにロックウェル・オートメーションのFactoryTalk® MaintenanceSuiteにデータを提供し、メンテナンスチームが資産関連のダウンタイムを短縮し、生産コストを削減し、人件費を削減できるようにします。
ロックウェル・オートメーションの検知、安全、産業制御担当副社長兼ゼネラルマネージャであるブライアン・メルデスは次のように述べています。「エバーアクティブ社とのパートナシップをとてもうれしく思います。エバーアクティブ社の状態モニタセンサによって生成されたデータは、当社のFactoryTalk分析、モニタ、およびメンテナンスプラットフォームで使用することができ、稼働時間、品質、およびお客様の収益性を向上させることができます。さらに、エバーアクティブ社のエネルギーハーベスティング技術(身の回りにある光・熱・振動・電波などのわずかなエネルギーを収穫(ハーベスト)して、電力に変換する技術)により、センサはバッテリのメンテナンスなしで連続稼動することができ、最終的にお客様のカーボンフットプリント(二酸化炭素排出量)を削減することができます。」
バッテリ交換の不便さは、ワイヤレスセンサを採用する過程での課題であったため、このソリューションの組み合わせは、状態モニタアプリケーション市場を混乱させることでしょう。ロックウェル・オートメーションとエバーアクティブ社が開発したソリューションは、業務の生産性を求めるワイヤレス状態モニタをご使用のユーザにサステナブル(持続可能)な選択肢を提供することになります。
エバーアクティブ社のCEOボブ・ナン氏は次のように述べています。「私たちは、ロックウェル・オートメーションと協力し、バランス・オブ・プラント資産のモニタという難しい問題に取り組めることに興奮しています。ロックウェル・オートメーションとエバーアクティブが開発したソリューションは、業務の生産性を求めるワイヤレス状態モニタをご使用のにサステナブルな選択肢を提供します。私たちは共に、業務内のより多くの場所からより多くの洞察を生み出し、世界中の企業に比類のない効率性とサステナビリティをもたらすことができます。」