お客様のフィードバックは、FactoryTalk® View Site Edition (SE)をより良いHMIソリューションにするために常に役立っています。そして、私たちはそれに耳を傾けています。最新のソフトウェアバージョンでは、お客様からのフィードバックにより、重要な変更が実行に移されています。
バージョン13では、プラットフォームのサステナビリティ(持続可能性)の維持、既存のシステムコンポーネントの強化、商用変更の導入を支援する新機能により、FactoryTalk View SEのプラットフォーム機能が強化されました。これらのアップデートにより、お客様がHMIソリューションとしてFactoryTalk View SEを選択することが、これまで以上に容易になりました。
FactoryTalk View SE内の13の新機能と利点
FactoryTalk View SEを最新バージョンの機能拡張で改善した13の方法をご覧ください。
1. 総所有コストの低減 – 成長に伴う苦痛は過去のものです。FactoryTalk View SEの分散システムのサポートは固定され、サーバの数に基づいて行なわれるようになりました。クライアント数を拡大しても、サポートコストが追加されることはありません。
2. 画面数は無制限 – 最新バージョンでは、すべてのサーバで使用できる画面数に制限がなくなりました。これにより、適切なサーバを選択することが容易になり、ロックウェル・オートメーションのプロセス・オブジェクト・ライブラリからフェイスプレートを採用する余地が十分に残されています。
3. システムの長寿命化 – システムの長寿命化は、引き続きお客様にとって重要な差別化要因となっています。ウェブブラウザのオブジェクトはMicrosoft Edgeテクノロジを活用し、OSサポートを拡大して最新のWindowsオペレーティングシステムを含むようになりました。
4. ウェブおよびモバイルクライアントが無制限に使用可能 – HMIへのウェブブラウザ/モバイルデバイス接続をお望みですか? FactoryTalk® ViewPointをすべてのFactoryTalk View SEサーバおよびステーション製品の標準機能にしたため、より簡単に(しかも無料で)接続できるようになりました。
5. 確立された性能 – PlantPAx®最新のDCSのHMIとして、FactoryTalk View SE V13の性能と配備は、PlantPAxシステムリリース5.10の一部として特長付けられています。
6. 移行が簡単 – RSView®32に別れを告げ、私たちはFactoryTalk® Viewへの移行を強化し続けています。RSView32のVBAスクリプトの移行と再利用がより簡単になりました。
7. スクリプトを使用しないカスタムクライアントの動作 – お客様は、分散システムにおいて、各クライアントに固有のタグ値で、オペレータ固有の表示機能を動作することができるようになりました。
8. 履歴データをより多くの方法で分析可能 – 最新バージョンでは、新しいデータグリッドのオブジェクトでFactoryTalk View SEデータ・ログ・モデルとMS SQLデータベースからの情報の両方を視覚化することができます。新しいXYプロット制御により、2つの生産データのセットを、一方を他方の関数としてプロットすることができます。
9. より多用途で魅力的なディスプレイのための.NETサポート – 使用可能な.NETカスタムオブジェクトを活用するか、サードパーティの.NETコントロールライブラリをFactoryTalk View SEアプリケーションに含めます。
10. 追加の構成済みのコンテンツ – 新しいFactoryTalk®サービスプラットフォームのウェブページには、すべてのFactoryTalkアプリケーションサーバの概要とそれらのステータスが表示されます。お客様は、HMIまたはデータサーバが稼動しているかどうか、および冗長ペアのどのサーバがアクティブであるかを知ることができます。
11. 自動診断 – FactoryTalk ViewPointは、自動診断にアクセスできるようになりました。V13のこの新しい機能により、お客様は自動診断の情報に基づいてアニメーションを駆動することができます。
12. オープンテクノロジのサポート – FactoryTalk® Alarms and Eventsと新しいOPC UA Alarms and Conditionsコネクタを介して、サードパーティのOPC UAデバイスからのアラームをHMIに簡単に統合することができるようになりました。
13. 安心を搭載 – HMIのメモリタグの値は、冗長化されたペアのアクティブサーバとスタンバイサーバ間で同期されているので、お客様は安心してご利用いただけます。
FactoryTalk View SEの機能強化の詳細
FactoryTalk View SEが改良を続けているため、当社のウェブサイトにアクセスして、最新バージョンの詳細を確認してください。新しい製品の機能については、FactoryTalk View SE YouTubeビデオライブラリを参照してください。
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公開 2022/08/24