EtherNet/IP接続によるロボット

より接続性の高いロボットソリューションで生産性を向上

産業用ロボットアームを備えた明るい工場の大型自動組立ラインでのリチウムイオンEVバッテリパック生産電気自動車の製造工場の白いロボットアームの列

ロボット･オートメーション･システムは、柔軟性を向上させ、生産効率を最大化するために不可欠ですが、最大の価値を提供するためには、生産システムとの連携を強化する必要があります。当社のEtherNet/IP接続ロボットソリューションなら、シンプルなシングルケーブル接続で簡単にロボットを制御ネットワークに導入でき、制御を簡略化し、システム内のデータのパワーを引き出すことができます。

施設内のロボットの接続を改善することで、以下のことが可能になります。

新しい効率を生み出し、生産全体に拡張
シンプルな設計と標準化されたワークフローでチームを強化
データの可視性とソフトウェアソリューション間の相互運用性を活用して、運用を統合

ロボットソリューションを接続してよりスマートなシステムを構築

設計
開発
デジタルツール

Open All Close All

設計

ロボットとLogixコントローラ間で重要なデータを簡単に交換することで、ロボットシステムに接続性とインテリジェンスをもたらします。ほぼどのサプライヤのロボットでも、ロボットを選択して未修整の標準イーサネットプロトコルを介して接続するだけで、よりスマートなシステム設計が可能になります。より接続性の高いロボットシステムにより、以下のことが可能になります。

シンプルなシングルケーブル接続を使用してロボットと機械の制御を統合することで、設計アーキテクチャを簡略化します。
HMIから直接システムを完全に制御することで、オペレータはより迅速に行動できます。
ロボットと周囲のオートメーションデバイス間の同期を改善することで、総合設備効率(OEE)を向上します。
AIとビジョンの統合により、高度なアプリケーションを活用できます。

EtherNet/IPで接続されたロボット制御アーキテクチャの回線図。青色の線が黒色のオートメーションデバイスのアイコンを結んでいる。

開発

ロボットベンダーのプログラミング言語を使用してロボットの動作を定義するか、パートナ固有の機能を活用して、Studio 5000®環境内でロボット制御を実現し、生産性を向上させ、より直感的なコード構造でチームを強化しましょう。当社のEtherNet/IP接続ロボットテクノロジにより、以下のことが可能になります。

使い慣れたStudio 5000 Logix Designer®環境内でロボット統合機能を使用して、チームを強化し、より多くのことを実現できるようにします。
EtherNet/IPアドオンプロファイルを使用して、ID構成や通信、ならびにI/Oデータ転送を加速します。
CIP Safetyを使用して安全ネットワークを最適化し、ソリューション全体の安全ネットワークを構築します。

HMI画面に触れる男性オペレータ。背景に緑色のFanuc協働ロボットがある。ウィスコンシン大学ミルウォーキー校で撮影

デジタルツール

デジタルツールを使用すれば、製造プロセス全体で新たな可能性を解き放ち、より迅速で俊敏な運用を実現できます。どのような製造ビジネスでも、ロボットを当社のデジタルツールに接続すると、よりスマートになります。

Emulate3D ™デジタル･ツイン･ソフトウェアを使用して、ロジックを構築し、パフォーマンスをシミュレートし、安全な仮想環境で利害関係者のコンセンサスを得るため、信頼性を向上させます。
生産情報をPlex製造実行システム(MES)と交換することで効率を最適化し、人とシステムの結びつきを改善し、スケジューリングプロセスを自動化し、データを端から端まで追跡し、データを分析します。
Fiix® CMMSを使用して、使いやすいクラウドソフトウェア環境でリアルタイムのKPIを確認し、ベンチマークを作成し、データ主導の意思決定を行なうことで、オンデマンドで実用的な情報を得ることができます。