Connected Components Workbench™ソフトウェアを使用すれば、各種業界向けスタンドアロンマシンの開発を簡略化できます。マイクロ制御システムの統合設計ソフトウェアとして、Connected Components Workbench™ソフトウェアは、コントローラプログラミングとシミュレーション、デバイス構成、およびヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)エディタとの統合や視覚化を実現します。このソフトウェアは、機械の初期開発にかかる時間とコストの削減に効果的です。
Connected Components Workbench (CCW)ソフトウェアについてご覧ください
このソフトウェアはロックウェル・オートメーションとMicrosoft Visual Studioの実証済みの技術を基に開発されています。直感的な設計ソフトウェアには、以下のような特長があります。
- プログラムが簡単 – サンプルコードおよびユーザ定義ファンクションブロックでプログラミングを簡略化
- シミュレートが簡単 - Micro800™ シミュレータを使用し、ハードウェア不要でアプリケーションをプログラムおよびテスト
- 構成が簡単 – 単一の統合型デザインソフトウェア環境により、機械の初期開発にかかる時間とコストを削減
- 視覚化が簡単 – HMIタグの作成時にMicro800コントローラの変数を直接参照
最新のソフトウェアリビジョン22でエンジニアリング時間とマンパワーを節約
バージョン22の新機能と拡張機能により、機械の設計、開発、および導入を合理化します。
- ビットレベルのコメンティングと夏時間機能で全体的なユーザ効率性を向上
- Micro870® 2080-L70Eコントローラに内蔵されているProgrammable Controller Communication Commands (PCCC)で通信機能を拡張し、MicroLogix™から Micro800への最新化を容易に
直感的な設計ソフトウェアを使用してスマートマシンを構築
- Micro850およびMicro870 2080-Lx0Eコントローラとの互換性を最適化し、パフォーマンスの向上と機能の拡張を実現
- 簡素化された構成画面でプログラミングを容易にし、追加のドライブと汎用プロファイルデバイスをサポート
- 拡張されたイーサネット診断を通して、システム評価と信頼性を促進
- EtherNet/IP上のPowerFlex® 520シリーズおよびKinetix® 5100ドライブ用の事前定義されたタグに直接アクセスできることで、統合の合理化を実現
- DNP3*プロトコル接続、拡張DF1通信オプション、およびクラス1の暗示的メッセージ送信機能により構成を簡略化**
- アップロードとダウンロードのパフォーマンス向上(それぞれ、23%および40%)により、高速データ転送で設計時間を短縮
- パスワード設定/検証、およびメモリモジュールのユーザプロジェクト暗号化/暗号解読により、システムセキュリティを強化
* Micro870コントローラのCat.No. 2080-L70E-24QBBNおよび2080-L70E-24QWBNで使用可能。
**Connected Components Workbenchソフトウェアバージョン21以降を使用したMicro850およびMicro870 2080-Lx0Eコントローラで使用可能。
1つの統合設計環境で機械の開発を簡略化
- RSLogix 500®ソフトウェアおよび Studio 5000 Logix Designer®アプリケーションプログラムと同様のワークフローを使用してラダーラングを素早く入力および修正することにより、Micro800コントローラのプログラミング時間を短縮
- 既定のIECとLogix Themesの切換えにより、設定環境で簡単に設計
- Logix Themeによるコントローラオーガナイザ表示による、慣れ親しんだ体験を駆使
- グローバルおよびローカル変数データグリッドにより、効率を向上
- ユーザ定義関数(UDF)、ユーザ定義ファンクションブロック(UDFB)およびコピー/ペースト機能を通じてコードを共有
デジタルエンジニアリングによって生産性を最適化
- Micro800 Simulatorを使用し、制御環境下において、評価/トレーニング/デバッグアプリケーションコードによりエンジニアリング時間を短縮
- リアルタイムのデータをPowerFlex®ドライブとMicro800のトレンド分析機能でキャプチャ、表示、分析
- ランタイムパフォーマンスの強化とランモード変更(RMC)機能により効率を向上
- 直感的な検索機能と使いやすい命令ツールバーでユーザエクスペリエンスを強化
- PanelView™ 800 DesignStationで強化されたオブジェクトアニメーションの使いやすさを向上
Windowsオペレーティングシステムの要件
ハードウェアの最小要件
- プロセッサ: Intel Core i5 Standard Power (i5-3xxx)相当
- RAM: 8GB
- ハードディスクの空き容量: 20GB
- 光学ドライブ: DVD-ROM(ソフトウェアがDVDからインストールされる場合のみ必要)
- ポインティングデバイス: Microsoft Windows® と互換性のあるデバイス
対応オペレーティングシステム - テスト版
- Windows Server 2012*
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2016*
- Windows Server 2019
- Windows 10 IoT Enterprise 2016 LTSB (64ビット)
- Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC
- Windows 10
- Windows 11**
サポートされたすべてのオペレーティングシステムには、.NET Framework 3.5 SP1のインストールが必要です
* Connected Components Workbenchソフトウェアバージョン20.01以前が必要
** Connected Components Workbenchソフトウェアバージョン20.01以降が必要
始めましょう:ソフトウェアを入手してプログラミング効率を向上
以下の言語の標準および開発者版がご利用いただけます: 英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、簡体字中国語、汎用スペイン語。
標準版(無料ダウンロード)
- ロックウェル・オートメーションのマイクロ制御システムに対応した、使いやすい共通の構成およびプログラミングソフトウェアが付属しており、Micro800シミュレータのデモバージョンも含まれています。
- 製品の互換性およびダウンロードセンタ(PCDC)から無料で標準版をダウンロード。
開発者向け*
- 標準版、Micro800シミュレータの完全版、アーカイブマネージャのほか、Micro800コントローラの広範なプログラミング機能が搭載されており、最適化されたユーザエクスペリエンスが実現されています。
- ソフトウェア・サブスクリプション・ポータルからサポート付きの年間サブスクリプションを購入いただけます。
- 価格については、最寄りの販売代理店またはロックウェル・オートメーションの販売担当者までお問い合わせください。
体験
ご都合の良いときに仮想アプリケーションデモとトレーニングラボでConnected Components Workbenchソフトウェアの機能をご覧ください。
最寄りの認定代理店またはロックウェル・オートメーションの営業所に仮想デモンストレーションの予約をして、当社のクラウドベースのトレーニングとデモプラットフォームでデジタルエンジニアリングのライブをご体験ください。
リソースおよびツール
幅広く取りそろえたチュートリアルビデオや仮想デモンストレーションを使って、Connected Components Workbenchソフトウェアで設計体験を容易にします。Micro800コントローラのプログラミングからPanelView 800のグラフィックターミナルと関連デバイスの構成までのガイダンスを入手し、機械の開発を加速化してください。
Micro800コントローラのサンプル・コード・ライブラリを用いることで、アプリケーションを効率的に設計できます。
スタートアップにかかる時間を最小限に短縮
これらのビデオをご覧になり、スタンドアロンマシンのスタートアップにかかる時間を最小限に短縮する柔軟で費用効率に優れたマイクロ制御ソリューションをご確認ください。
トップ企業をお選びください
優れたソリューションの設計、構築、維持を支援するパートナを探す
当社のソリューションおよびサポートプロバイダのグローバルエコシステムにより、オートメーションプロジェクトを迅速化し成功を導きます。パートナプログラムのメンバーは、当社のソリューション向け製品またはサービスの提供において優れた実績を有しています。また協働的アプローチを通じて、お客様がプロジェクトの実装を簡素化し、投資効果を最大化できるよう支援します。
おすすめ