20年以上にわたり、CRGオートメーション社のカスタム設計システムおよび機械は、お客様の製品の包装に信頼を得てきました。2000年の創業以来、ケンタッキー州を拠点とするOEMは、TIME誌、Fast Company誌から表彰されています。
- 労働力と技能不足
- 従業員の安全
- ダウンタイムを最小限に抑える
- 生産量の増加
- 迅速な段取り替え
- 直感的なトレーニングと操作
- ダウンタイムの低減
20年以上にわたり、CRGオートメーション社のカスタム設計システムおよび機械は、お客様の製品の包装に信頼を得てきました。2000年の創業以来、ケンタッキー州を拠点とするこの機械装置メーカは、TIME誌、Fast Company誌から表彰されています。
ロックウェル・オートメーションのPartnerNetwork™プログラムのOEMメンバーとして、CRGは最新のカスタムのオートメーションマシンであるC-IMCカートナに当社の最新技術を多数組み込んでいます。カートナは、歯磨き粉やゴミ袋などの製品を、買い物客が店頭で見かける小売用カートンに入れる仕事です。
組立の間、カートナは生産ラインから製品を取り出し、機械によって形成されたカートンに挿入し、フラップを折ったり、挟んだり、糊で閉じたりします。これらの機械は、カートンが次のステーション(通常はケース包装)に移動する前に、ラベルを貼ったり、スキャンしたり、その他の必要な作業を行なうこともできます。
CRGオートメーション社のCEOであるジェームス・デスメット氏は次のように述べています。「私たちは20年間カートナを製造してきました。実績と信頼性があります。当社の新しい自動カートナは、当社の伝統の長所に最新のテクノロジと柔軟性を取り込みました。C-IMCカートナは、当社の他のイノベーションを支える同じプロフェッショナルによって設計・製造され、今日の産業上の課題を満たすように設計されています。」
課題
従業員の問題と機械の剛性が包装能力を制限
多くの製造メーカがそうであるように、従業員の頻繁な離職と技術スキルの不足は、CRG社のお客様が直面する主な課題です。しかし、今日のペースの速い生産環境では、新入社員のトレーニングに何週間も何ヶ月もかけることはもはやできません。
デスメット氏は次のように説明します。「人手不足は現実に起こっています。経験豊富な人材を見つけ、雇用し続けるのは難しくなっています。私たちが耳にしたのは、お客様は使いやすく、操作が簡単で、技術者が自己診断や自己調整ができるように、オンボードトレーニングやトラブルシューティングガイダンスが含まれている機械を求めているということです。」
経験の浅い人材が増えている中、機械の安全も重要です。「安全は常に優先されます。そして、新しい人材が工場環境や特定の機械に本質的に精通していない場合、機械が本質的に安全であることが特に重要です」と、デスメット氏は語ります。
最後に、包装業界のお客様は、さまざまな製品サイズに対する消費者の嗜好の変化に迅速に対応しなければなりません。
ロックウェル・オートメーションのOEMアカウントリーダであるケビン・ハウクは次のように説明します。「企業は、包装のために何台も別の機械を買いたがりません。トライアルサイズやトラベルサイズの製品から、ファミリーサイズの製品まで、最小限の切換え時間で対応できる1台の機械を求めているのです。」
従来のカートナの段取り替えは機械的に行なわれます。つまり、オペレータは手作業で部品や設定を調整するために機械を停止しなければならず、その結果、ダウンタイムが発生し、生産性が低下し、生産量も減少します。
ソリューション
本質安全と柔軟性
このカートナは、自動化された、ボタン1つで段取り替えが可能なように設計されています。マシンにあらかじめ搭載されたカートナレシピとArmorKinetix®分散型サーボドライブにより、段取り替えは迅速かつ正確で、手間がかかりません。C-IMCカートナは、さまざまな長方形のカートンサイズに対応します。
デスメット氏は次のように述べています。「ボタンを押すだけで、機械が勝手に切り換わったり、オペレータが必要な特定のダイヤルや調整を指示してくれるようになりました。長いセットアップ時間は過去のものとなり、お客様の生産性と生産量の向上に貢献しています。」
柔軟で使いやすいC-IMCカートナは、安全で生産性の高い製造環境を確保するため、CompactLogix™統合安全制御により、すべてのオペレータの安全を最優先しています。
結果
実用的な情報の生成と文脈化
C-IMCカートナは、1分間に約60個のカートンを処理できる、中規模生産に理想的な機械です。
ハウクは次のように述べています。「C-IMCカートナは、膨大な量のリアルタイムデータを生成する、まさにスマートマシンです。FactoryTalk Optixを使用することで、お客様はデータを文脈化し、実用的な情報に変えることができます。」
ハウクはさらに続けます。「OptixはPCベースなので、お客様は機械上であらゆる種類の分析を行なうことができます。そして、データ対応状況に応じて、クラウドにポーティングし、他のマシンや設備と接続して比較したり、製造実行システムからの情報を共有したりアクセスしたりすることができます。」
このプラットフォームはまた、FactoryTalk® Remote Access™を通じて安全なリモート接続を提供するため、CRGはお客様のサポートとサービスを行なうことができ、さらに潜在的な問題を積極的に警告することができます。
デスメット氏は次のように述べています。「C-IMCカートナは、オペレーションに情報を与え、改善し、最適化するように設計されています。C-IMCカートナは既存の生産ラインを補完し、強化するように設計されており、同時に我々のお客様がそれぞれの市場で成功を納め、成長できるように位置付けています。」
公開 2024/01/18