プラントフロアに分散配置された資産のデジタル化が進み、エッジでの産業データの収集やその処理は急速に増加しています。産業変革(IX)のリーダである貴社は、外部データを実行するインテリジェントアプリケーションの遅延時間を短縮し、エッジで処理するデータを増やすことに取り組んでいます。また、現場の作業負荷およびデータのガバナンスを実施するにあたって、エッジでのデータセキュリティ、品質、およびライフサイクル管理が極めて重要であることも理解しています。つまり、産業用エッジデバイスをシンプルで、しかもスケーラブルかつよりセキュアな方法で管理することが求められるわけです。
だからこそ、エッジ導入の成果を最大化するために、長期のエッジコンピューティング戦略の基盤を整える必要があります。OT要員がどこからでもすべてのデバイスを管理できるようにし、それらのデバイス上のアプリの導入を管理し、同時にセキュリティスタンスを強化できるようにします。
FactoryTalk® Edge™ Managerはインテリジェントな集中型エッジ管理の統合ソリューションであり、どこからでもクラウドでアクセスすることができます。1台のパネルからエッジデバイスとアプリの導入を管理し、高い生産性と効率を実現します。ゼロトラストモデルによる卓越したセキュリティスタンスを提供し、複雑な使用案件に対して柔軟性を発揮します。シンプルなSaaS（サービスとしてのソフトウェア）によりあらゆるハードウェアに対応可能です。
当社のソリューションは、複数の演算およびストレージオプションを備えた検証済みハードウェアの使用に向けて、最適化と試験を済ませています。デバイスオンボーディングが簡単で、細部にいたるまで確実な稼働を提供します。しかも、お客様のニーズに合わせて、FactoryTalk Edge Manager用にほぼどのようなハードウェアのセットアップも選択できる柔軟性があります。
デバイスを大規模にどこからでも容易に実装、設定、モニタ 遠隔地のプラントへのOT管理者の出張は不要 これで、エッジデバイスをワンタッチでセットアップでき、同様の機器に対して設定済みのプロファイルを容易に構成できるため、一貫したよりセキュアな導入を実現します。実装が完了すると、固有のビジネスニーズに合わせてデバイスをフリートとして管理でき、どのクラウド位置からでもすべてのエッジデバイスの状態を詳細に可視化できます。特に優れた点として、エッジネットワークの接続が失われても、コントロールを失うことはありません。生産情報の更新は、ネットワークの接続が回復したときに自動的に行われるためです。
ロックウェル･オートメーションのPartnerNetwork™ Appsや組織内のプライベートアプリなどのパプリックアプリを導入できる、厳選されたアプリマーケットプレイスを使用して、進化する産業用エッジの使用案件に取り組みましょう。これらのエッジアプリは、必要に応じてエッジデバイスにコンテナとして、またはクラスタ対応アプリとして仮想マシンに導入できます。組織内で容易にアプリケーションを共有でき、すべてのエッジデバイスまたはフリートに対してコードレベルでの一貫性を達成できます。セキュリティと関連性を最大化するために、これらのパプリックまたはプライベートアプリの可視性を認定ユーザにのみ限定できます。
FactoryTalk Edge Managerを使用することで、分散したエッジでシームレスにインテリジェントなアプリケーションを統合でき、重要な知見へのアクセス、リアルタイムの意思決定、運用効率の最大化が可能になります。
FactoryTalk Edge Managerに付属のFactoryTalk® Edge Gateway™を使用して産業用エッジデータに意味を与えることにより、制御レイヤで異なるデータソースに接続し、OTコンテキストを追加し、それを柔軟で一般的な情報モデルに組み立て、下流のITアプリケーションに流し込むことができます。 OTデータをコンテキスト化してITアプリケーションで使用することにより、知見を企業全体で容易に利用できるようにします。また、分析/MLモデルに必要なデータの準備時間を最大70%短縮することにより、アナリストやデータサイエンティストは、高品質なデータを使用して機器の問題を検出および解決し、生産量を向上させることに集中することができます。
シリコンレベルでデバイスのゼロトラストのセキュリティモデルを実現し、デバイスのセキュリティプロファイルを設定して、アプリレベルで分散型ファイアウォールを利用します。設定可能なロール、ポリシーを使用して認定ユーザへのアクセスを制御でき、FactoryTalk® Hub™から組織化モデルや許可を継承することもできます。当社の包括的ソリューションは、署名済みの設定および画像、ハードウェアによる信頼の基点(Hardware Root of Trust)、メジャーブートおよびリモート認証により、サイバー攻撃からの保護を強化しています。可視性、監査、コンプライアンス機能が統合され、すぐに利用できるため、完全な制御が可能です。
